私たちが経営する、南の島のフォトツアー事業も、
今回のコロナ感染防止対策により観光客は激減(ゼロ)
人生のやり直しが、なかなか容易ではできない60代&40代夫婦の自営業の経済対策1つの例です。
すぐにやれること / 現状把握
自粛要請がかかり、私たちの仕事にもかなりの影響が出たとき。
- すぐに、今回のコロナウィルスによる売上減を算出
- すぐに、前年同月比を算出
- すぐに、資料にまとめました。
いつでも相談に行けるように現状把握。
数字を見るのは心臓がドキドキですが、見れば対策の糸口が掴める可能性が出てくるはず!
助成金や融資の情報を集め、整理しました。
まずは、
- 経済産業省の新型コロナウィルス感染症関連 資料を読み込み、 国の経済支援は、ほとんどが新型コロナウィルス感染症関連のページに掲載されている資料にまとまっていると思いますが、
地方独自の経済対策などもあるようなので、県のホームページも確認するといいと思います。また業種によっては、民間での支援(お金以外も含め)もあるようなので、まずは、インターネットで調べ精査していくことが、心の安定にも繋がります! - 読んでも分からない(ほとんど!)部分を、ググったりyoutubeを見たり、知人の社長がFBグループを作ってくれ、分かりやすくまとめてくれたので、そこを参考にしたり!
様々な方法で、自社用の資料に解説を書き込みました。 - その内容にをもとに最低限必要な自社用の資料を作成しました。 相談件数は殺到していて、時間が限られているだろうから、
自分たちで(動かず)調べられることは、ネットなどで調べ、
すぐに具体的な相談ができるように、現状把握とそれを分かりやすく説明できるように資料を作成しました。
関係各所に問い合わせの電話や相談に行きました。
それでも分からない部分(自社が該当するのか等)は、
- 経済産業省の資料に掲載されている相談窓口に電話をしたり、
- 地域にある日本政策金融公庫や商工会などの窓口に相談へ行きました。
実際、相談に行ってみると、
窓口の方々も、国からの情報に錯綜していて、私たちが事前に調べた内容とほぼ変わらない情報量。
「今のうちに自社の売上が減った額や、前年同月比を出しておいたほうがいいですよ。」
というアドバイスでしたが、私たちはすでに算出してたので、スグに具体的な借入手続きを始めました。
その後(4/19現在)の状況
とにかく、現金を残してかなくてはいけないので、
現在のキャッシュがこれからどれくらい持つのか…を算出しながら、
持続化給付金の受付スタートを待ち、
日本政策金融公庫へ融資申請をしています。
個人的には、当然給与もゼロなので、
世帯として受けられる対策も調べ申請中です。
その後の(4/24更新)状況
4月23日に日本政策公庫の地域担当の方から電話がきました。
売上や、売り上げ減の状況など、さまざまな質問に受け、
借入金の相談などにものってくれました。
「売上の数字などをもとにみて、もしかすると希望額は難しいかもしれませんが、
これで一度あげてみます」
ということで、そのお話から翌日には再度お電話があり、
「やはり〇〇円(希望申請額の2/3)になりました。申し訳ございません。
これで最終調整をしていきますが、よろしいでしょうか。」とのお話。
希望額には満たないまでも、やはり心が少しつくので有難いこと。
その後、翌朝「決まりました。すぐに書類を郵送します。」と。
迅速に対応してくださり本当に助かります。
5月中旬には振り込まれる予定とのことですので、
その後の進捗状況についても更新します。
【マインド】感情を持ち込まず、淡々とやるべきことを進めました。
この状況ですから。
経済被害にあっている方々は、泣きたいし、不安だし、死にたくなることもあるかもしれません。
でも、この状況ですから。
日本中、世界中がみんな同じですから!
自社だけだったら、泣いて訴えれば誰かが助けてくれるかもしれません。
ですが、世界中が同じ状況。
みんながそれぞれに大変だから、個人的な助けは期待できません。
過剰な感情は、冷静な判断を狂わせてしまいます。
不安や問題点ばかりに意識が向いてしまい、
ネガティブな判断をしてしまわないよう、
仕事においては、淡々とやれることをやるしかないのだと私たちは思っています。
日本中が世界中が、
地球全体が一丸となって乗り切るとき。
誰かを、何かを批判している余裕なんてありません。
全員がそれぞれの立場で戦っているはずです。
世界でみんなで戦っていると思えば、
同じ方向を向いて一緒に戦っている気持ちにもなります。
日々、模索をしながら日本の経済を考えてくれている方々を信じ、
限りある「今できること」を、淡々とするしか策がないと、私は思っています。
信じるのみ。
やるだけやってダメなら、次を考えるしかない。
それくらいの覚悟で。
プライベートは、自粛ストレスにならないよう、
適度に息抜きをしながら、今の時間を楽しんでします。
