01. 白大島ウェディングとは
白大島ウェディングの主役となるのは、「白大島紬」です。
大島紬というと、深い色合いの泥染めを思い浮かべる方も多いかもしれません。
白大島紬は、白を基調とした地に繊細な絣模様が表現された大島紬です。
近くで見ると細やかな絣が浮かび、少し離れると白を基調としたすっきりとした佇まいに。光によって変わる絹の表情も、その魅力のひとつです。
アンドカラーでは、この白大島紬を振袖に仕立て、袋帯を合わせました。
さらにその上から重ねるのが、オリジナルのオーガンジー打掛です。
透け感のある生地を使うことで、白大島紬の絣や絹の表情を覆い隠さず、婚礼衣装としての華やかさを重ねています。
伝統的な織物である大島紬と、ウェディングドレスから着想した軽やかな表現。
その二つをひとつのスタイリングにしたものが、アンドカラーの「白大島ウェディング」です。
02. 大島紬との長い関わりから生まれた婚礼衣装
アンドカラーが大島紬をウェディングに取り入れたのは、奄美大島に拠点があるから、という理由だけではありません。
代表・秋葉深起子は、2018年・2019年に「本場奄美大島紬美人」として大島紬のPR活動に携わり、その後も大島紬の魅力や、実際に纏う楽しさを伝える活動を続けてきました。
大島紬に携わる人たちと出会い、その文化やものづくりに触れる中で生まれたのが、
「この美しい織物を、人生の大切な日に纏う新しい形にできないだろうか」
という想いでした。
伝統工芸だから取り入れるのではなく、珍しさのために新しい衣装をつくるのでもない。
大島紬そのものの美しさを知っているからこそ、その魅力を花嫁衣装という新しい形でも伝えていきたい。
そこから、白大島ウェディングづくりが始まりました。
03. 白大島紬を、花嫁が纏う一着へ
大島紬は、もともと婚礼衣装として生まれた着物ではありません。
だからこそ、既存の大島紬をそのまま撮影用の衣装として使うのではなく、「花嫁が纏う一着」として考えるところから始めました。
選んだのは、白を基調とした白大島紬。
繊細な絣と絹の質感を生かしながら振袖に仕立て、袋帯を合わせています。
白大島紬が持つ美しさを変えるのではなく、その魅力を婚礼の日にふさわしい姿で見せていく。
伝統をそのまま再現することとも、まったく別のものへ変えることとも違う。
受け継がれてきたものを大切にしながら、今の花嫁が「着てみたい」と思える一着にすること。
それが白大島ウェディングの出発点です。
04. 白大島紬を包む、オーガンジー打掛
白大島紬の繊細な織りを見せながら、婚礼衣装としての華やかさも加えたい。
そこでアンドカラーが企画・制作したのが、オリジナルのオーガンジー打掛です。
オーガンジーは、ウェディングドレスにも使われる薄く透け感のある生地。
白大島紬の上に重ねても、下にある絣や色合いを覆い隠しません。
裾には、ウェディングドレスのトレーンを思わせる長さを持たせています。
歩くとき。 階段に立つとき。 風が通り抜けるとき。
透明感のある生地が動くことで、白大島紬だけを纏った姿とはまた違う表情が生まれます。
和装が持つ佇まいに、ウェディングドレスの軽やかさを重ねる。
白大島ウェディングを象徴する一着です。
05. オーガンジーから仕立てたヘッドドレス
頭元には、オーガンジー打掛と同じ生地から仕立てたオリジナルのヘッドドレスを合わせます。
白大島紬、袋帯、オーガンジー打掛、そしてヘッドドレス。
それぞれを別々のアイテムとして考えるのではなく、花嫁の姿全体がひとつになるようにスタイリングしています。
白大島ウェディングは、白無垢をはじめとする伝統的な婚礼衣装に代わるものとして生まれたわけではありません。
白無垢には、長く受け継がれてきた意味と美しさがあります。
その価値を大切にしながら、フォトウェディングだからこそ楽しめる、もうひとつの和装の選択肢をつくる。
その考えから、現在の白大島ウェディングの姿が生まれました。
06. フォトウェディングだから、衣装をもっと自由に
フォトウェディングでは、挙式とは少し違った視点から衣装を選ぶことができます。
「この衣装を着てみたい」
「こんな写真を残したい」
「今の自分に似合うものを選びたい」
そんな気持ちを出発点にしてもいい。
白無垢を選ぶことも、色打掛を選ぶことも、ウェディングドレスを選ぶことも。
そして、大島紬という日本の伝統を纏いながら、今の感覚で和装を楽しむことも。
どれかが正解なのではなく、自分がその衣装を見たときに「着てみたい」と心が動くことを、アンドカラーでは大切にしています。
白大島ウェディングも、誰かと違うものを選ぶための衣装ではありません。
大島紬の美しさに惹かれ、この姿で人生の節目を残したいと思った方に選んでいただきたい婚礼スタイルです。
07. 奄美大島でも、横浜でも
白大島ウェディングは、大島紬が生まれた奄美大島の景色と自然に調和します。
海や緑、奄美の光の中で纏えば、衣装だけでなく、その背景にある土地や文化まで感じられる写真に。
一方で、白大島ウェディングを楽しめる場所は、奄美大島だけではありません。
横浜の歴史的建築や街並み、港と合わせれば、まったく違った表情が生まれます。
洋館の窓や階段。
歴史を感じる街並み。
港に広がる海と空。
西洋文化の面影が残る横浜の景色に白大島紬を合わせることで、伝統的な織物と街の景色とのコントラストを楽しむことができます。
「和装だから日本庭園」という決まりはありません。
もちろん、緑や日本建築の中で衣装の美しさを丁寧に見せることも、和装ならではの魅力です。
大切なのは、衣装の種類だけで場所を決めるのではなく、その衣装で「どんな写真を残したいか」。
白大島ウェディングも、残したい写真のイメージに合わせてロケーションを考えていきます。
08. 白大島も、ウェディングドレスも
白大島ウェディングに惹かれる一方で、「ウェディングドレスも着たい」と思う方もいるでしょう。
どちらか一方を選ぶ必要はありません。
和装と洋装を一日の中で撮影すれば、衣装によって変わるふたりの姿や、ロケーションの見え方をそれぞれ残すことができます。
白大島ウェディングでは、絣や帯、オーガンジーの動きを生かした一枚を。
ウェディングドレスでは、街や海辺を歩く軽やかな一枚を。
異なる衣装で残した写真を一冊に並べることで、その日の時間にも変化が生まれます。
衣装をひとつに絞るのではなく、「どちらも残したい」という気持ちから一日の撮影を考えることもできます。
09. よくあるご質問
- Q. 白大島ウェディングとは何ですか?
奄美大島の伝統工芸・大島紬の中でも白を基調とした白大島紬を振袖に仕立て、袋帯、アンドカラーオリジナルのオーガンジー打掛、同じ生地から仕立てたヘッドドレスを組み合わせた婚礼スタイルです。
- Q. 白無垢とは違うものですか?
はい。
白無垢は日本で受け継がれてきた伝統的な婚礼衣装です。白大島ウェディングでは、もともと婚礼衣装として生まれたものではない大島紬を振袖に仕立て、オーガンジー打掛などを組み合わせたアンドカラー独自のスタイリングをしています。
どちらかの代わりではなく、それぞれ異なる魅力を持つ婚礼衣装として考えています。- Q. オーガンジー打掛とは何ですか?
白大島紬の織りを見せながら、婚礼衣装としての華やかさを重ねるためにアンドカラーが企画・制作した、透け感のある打掛です。
裾にはウェディングドレスのトレーンを思わせる長さを持たせています。- Q. 白大島ウェディングはどこで撮影できますか?
アンドカラーでは、奄美大島のほか、東京や横浜などでも白大島ウェディングの撮影をご相談いただけます。
撮影場所や時期などによって条件が異なるため、詳しくはお問い合わせください。- Q. ウェディングドレスと一緒に撮影できますか?
和装と洋装、両方での撮影もご相談いただけます。
衣装チェンジやロケーション間の移動時間なども考慮しながら、無理のない一日の流れをご提案します。
10. 大島紬を、人生の大切な一日に
長い時間をかけて受け継がれてきた、大島紬。
その美しさを知り、伝える活動に携わってきたからこそ、この織物を人生の大切な日に纏う姿へつなげたいと考えました。
白大島紬を振袖に仕立てる。
その上に、透明感のあるオーガンジー打掛を重ねる。
そして、同じオーガンジーから仕立てたヘッドドレスを合わせる。
新しく見せることだけを目的にするのではなく、大島紬が持つ美しさを、今の花嫁が「着てみたい」と思える姿で届けるために。
受け継がれてきたものを大切にしながら、婚礼衣装を自分らしく選ぶ。
その選択肢のひとつとして、アンドカラーの「白大島ウェディング」を選んでいただけたら嬉しいです。